印刷部門
- プリプレス
原稿を元に組版をして印刷原版を作成するまでの一連の工程を、印刷の前段階という意味でプリプレスといいます。
当社では基本的にお客様からの完全データ支給にて承っております。
色校正・本紙校正・本機校正等、出力に関してはご相談ください。
- プレス
印刷機を実際に動かして印刷するのがプレスです。
準備作業としては、用紙のセット、版の取付け、見当合わせ、インキの調色・調整、インキの充填などがあります。
本刷作業中、刷本の抜き取り作業(汚れ・ピンホールの確認)、印刷濃度のチェック、見当のズレ、刷了枚数の確認等、納品まで細心の注意で作業を行います。
☆ここでは特にお問い合わせの多い特色(DIC304)についてご紹介します。
①上記写真の3つのインキを調合します。
表面か乾燥して固まってしまった場合、固まった部分はすくい取ってゴミが入らないようにします。
②配分して混ぜ合わせると上記写真のようになります。今回は100g作りました。
ここまで所要時間約5分です。
③コート紙に少量のインキを添付し、少しずつ伸ばして実際に印刷する濃度を確認します。
この作業がうまくできないと印刷するとき、大きなロスタイムとなります。
④色チップにあわせて最終確認します。お客様が納得いくよう印刷の立会いも承っております。
- ポストプレス
刷了後、様々な加工していく工程です。
特にパッケージ関連は決まった形式がないので、どんな形にもできる無限の可能性があります。
あらかじめ作成された抜き型データがあれば、平面の印刷物が立体の製品となります。
印刷ニスでは補えない表面加工も、この工程で行います。
(例) 表面加工 (PP・マットPP・プレス・ビニール・マットビニール・PET等)
打ち抜き (断裁・筋押し・トムソン・ビク等)
貼り (各種)
箔押し (金・銀・スミ・色・カラ押し等)